Web制作にはブラウザチェックがつきものです。最近は、さすがにIE6のサポートは打ち切るようになりましたが、いまだにシェアが多いIE7以降の最終確認をしないといけません。
ちなみに、このブログはIEではチェックしていません。一部のIEで表示が崩れることを知っていますが、容認しています(汗)。自分のブログくらい、嫌いなIEを無視したいのです。
MacでWindowsを動かすには
そもそもMacには標準で入っているBootCampを使い、Windowsをインストールして使うことができるようになっています。
BootCampはハードディスクを分割して、それぞれMacとWindowsをインストールします。Macで起動すれば普段通りMacとして使え、Windowsで起動すればWindowsを使えます。
ただし、BootCampではMacを立ち上げておきながら、Windowsも同時に使うというような同時起動はできません。
(参考) 完全保存版・MacにWindows 7をインストールしよう
Macを使いながら、ソフトのようにWindowsが使える
Parallels DesktopはBootCampと違い、Macを起動しておきながらWindowsも同時に使うことができるソフトです。
このようにMacを使いながら、Windowsのアプリケーションも同時に起動できるという不思議なことが。これでMacでWebを作りながら、IEで表示確認もできるというわけです。
BootCampだったら、一度Macを終了させてWindowsを起動しなおして、またMacで修正して…というような無駄な時間もなくなります。
MacのDockにWindowsアプリケーションメニューが入っています。
もちろん、Windowsの画面そのままを出して使うことも可能。ドラッグアンドドロップでMacの中にあるファイルをWindowsにコピーしたりできます。
WindowsでIE Testerをインストールしておけば、各バージョンのIEで素早くチェックできます。Windowsでしか使えないソフトを使いたい時にも、サッと使えて便利。
WindowsOSは購入する必要がある
BootCampでもパラレルデスクトップでも、WindowsのOS自体は購入しておかなければインストールできません。WindowsOSの購入ではパッケージ版とDSP版の2つがありますが、DSP版の方が安いです。
しかし、DSP版は購入時にメモリーやHDD等と同時に購入する必要があり、その購入したハードウェアでしか使うことができません。そして、マイクロソフトのサポートもありません。素直にパッケージ版をおすすめします。
WindowsPCを持たず、MacでWebの制作をするクリエイターにとっては凄く助かるソフトです。